「怖エロ!」的作品解説『極悪非道なスカトロマニアの拷問リクエストに月咲舞が笑顔で挑戦します!!』
当時20歳の月咲舞が、有名になって、10年後、20年後も自分の名前を残すため、塗糞や食糞の初挑戦!「拷問リクエスト NO.4」では、たくさんの男たちが排泄したウンコを食べ、排便後のアナルを舐めていくが……。口から零れたウンコまで完食するよう求められたとき、月咲の様子に異変が……!?
有名になりたい月咲舞が塗糞や食糞に挑戦する伝説のスカトロ動画
人間の承認欲求や自己顕示欲は時として破滅をもたらすのよ。危険な場所で動画撮影して、大けがをしたり、命を落としたり……。そんな人々が世界中で何人も報告されてるわ。
その延長線上に位置づけられるのが『極悪非道なスカトロマニアの拷問リクエストに月咲舞が笑顔で挑戦します!!』だ。
当時20歳の月咲舞さんは、最初に企画の内容を聞いたときは無理だと思ったけど、面接で詳しく話を聞いて「これをやり遂げたら、きっとすっごい有名になるだろうな」と思ってがんばる気になったそうよ。
そ、その企画の内容が……ウ、ウンコを塗ったり食べたり……って、ええっ、ど、どういうこと?
いわゆる塗糞(とふん)や食糞(しょくふん)と呼ばれるプレイだ。我もウンコを塗ったり食べたりできるなら頑張れるぞ!
それは、あなたが異常だからよ。普通の女の子はスカトロっていうだけで嫌がるものよ。ましてや大便を塗ったり食べたりするなんて、想像すらできない、というか、想像したくもない未知の世界よ。吐き気がするわ。
で、でも、月咲さん、「やるからには半端なことしたくないんですよ!」とか、「自分の中でも自分の限界を知りたいんです!」とか、す、すごい気合……。「多分一つのことを極めたということで自分に自信が持てると思うんですよね」とも言ってるけど、き、極めるのが……ウ、ウンコ?
月咲は「『月咲』という名前を10年後、20年後にも残しておきたいんですよね」と言っているだろ?ウンコを食えば「運(うん)」が付いて、10年後、20年後どころか、100年後、200年後も名前が残るだろう。「ウンコを食べた女」として。
そ、そんな風に名前が残るのは、ぜ、絶対に嫌……。
最初のインタビューだけ見ると、明るくて、前向きで、とっても素敵なのよね。でも、本編は地獄よ。まさに糞地獄!そんな地獄が、スカトロマニアにとっては天国なんでしょうね、きっと。
男たちのウンコを完食しようとして過呼吸になった命懸けの食糞プレイ
この作品の一番の見どころは、何といっても「拷問リクエスト NO.4」の「たくさんの男達のウンコを笑顔で食べてほしい!!」だ。
ええっ、じゅ、純白のウエディングドレスを着た月咲さんが、自分のじゃなくて、な、何人もの、お、男たちの、ウ、ウンコを……!?
雨降小僧、あなたはドレスが汚れるのに興奮するから、この作品を見ようと思ったんでしょ?それなら、しっかり見届けてあげなさいよ。ドレスと、ドレスを着た月咲さんに訪れる悲劇を。
み、見たいような、見たくないような……。
汁男優ならぬ糞男優にぐるりと取り囲まれた月咲は不安そうだ。そんな月咲に1人目の糞男優が汚い尻を向け、尻の位置を調整した後、ウンコをひり出すんだ。チョコレートのような塊が落ちてきても、最初は上手く口でキャッチできなかった月咲だが、次の塊はしっかり口の中へ入れる。見ず知らずのおっさんの便を咀嚼するときの月咲の表情がたまらん!
「女の人のウンチより男の人のウンチの方が苦い」っていう感想ね。男女でウンコの味が違うのは、食べてるものの違いとか、ホルモンの違いとか、そういうのが原因かしら?興味深い疑問だわ。
つ、次の糞男優、ちょ、ちょっとヤバイ……。ふんばると、こ、肛門からピューッと、え、液体が噴き出して、ブビュッと変な音がして……。え、ええっ?軟便?下痢?
軟便だろうと下痢だろうと、しっかり食い切るのが便器の役割!「カレーは飲み物」と言うだろう?ウンコはカレー。カレーは飲み物。したがって、ウンコは飲み物だ。軟便も下痢も飲み込めるぞ。
だったら、あなたが月咲さんの代わりにウンコを食べたり飲んだりすればいいじゃない?
我は女の便が専門だ。男のウンコはちょっと……ゴニョゴニョ……。
何だかんだ言って、あなた、実は使えない便器?
そ、そんなことよりも、月咲さんのウ、ウエディングドレスがクソまみれ……。ああ、こ、こんなに汚れちゃって、ト、トイレットペーパーみたいだよ。か、かわいそうなドレス……。
監督は、ドレスの上にぶちまけられたウンコを見て、「まだ完食してないよね?じゃあ、こぼれたやつを食べましょう」と言うのよ。虚ろな表情の月咲さん、カメラを睨んだときの視線に殺意がこもってたわ。
一人では排泄物を完食できない月咲を手伝うため、スタッフがウンコを掴んで月咲の口の中に入れるんだ。ウウッゲホッとむせる月咲は、段々と様子がおかしくなっていく。むせながら、泣きながら、吐きながら、それでもウンコを食べ続けるわけだが……。
月咲さんは途中で、スタッフが差し出すウンコを掴み取って、「この緑の……」と言って絶叫するわ。「緑の」って何なのかしら?未消化のホウレンソウ?それとも、もっとヤバいもの?
月咲さんは、も、もう、食べるどころじゃなさそうだよ。な、泣きながら、ウ、ウンコを手でこねて、た、食べようとしたところで、こ、こ、呼吸が……。
様子がおかしいな。トイレが詰まったような感じか?
月咲さん、もう限界だったのよ。この後、スタッフが月咲さんの口の中に手を突っ込んで吐かせるわ。アアンアアンアアンと苦しそうにうめきながら、大便と胃液と唾液の混ざったゲロを大量に吐いたのよね。
監督は月咲に「見てください。吐いたものが全部ウンコ。どうですか?」と言って、倒れた原因を説明させると、月咲は「息がコントロールできなくなっちゃって……」と答えるんだ。
月咲さん、「完食できなくてごめんなさい」と、あ、謝ってるけど……。で、でも、ド、ドレスをこんなに汚して、が、がんばったと思う……。
下手すれば、月咲さんはウンコを喉に詰まらせて窒息死したかもしれないわ。そう考えると命懸けの撮影だったのよね。むしろ、完食できなかったからこそ、後々まで語り継がれる伝説のスカトロ作品になったともいえるわ。
Wikipediaの月咲舞の項目では、『極悪非道なスカトロマニアの拷問リクエストに月咲舞が笑顔で挑戦します!!』が代表作として紹介され、その中にはウンコをこねている最中に過呼吸になったことも書かれている。「すっごい有名になる」という目的は達成されたようだ。
そ、そんなに、ゆ、有名になりたいなんて……。ぼ、ぼくには理解できない、す、すごい承認欲求だと思う。怖い、怖い……。