「怖エロ！」的作品解説『夜●い村 ～逃れられない禁断の種付け儀式～ 加山なつこ』
小さな村を訪れたオルガ出版の記者・山岡は、民宿を営む未亡人・なつこと出会う。2人は互いに好意を抱き合う。しかし、山岡は、夜中に男たちがなつこを犯しているのを目撃。なつこは山岡に、村の掟に従って種付け儀式を行っていることを告白する。「宿命」を受け入れるなつこと、彼女を案じる山岡。2人はいっそう惹かれ合っていく中、儀式は最後の夜を迎える。なつこの部屋に入ってきた男は――。大人の恋と性を描いたエロティックホラーサスペンス！
子供のいない未亡人は、村の掟に従って男たちに抱かれる
2023年11月、東映アニメーションが制作した映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』（ゲ謎）が水木しげる生誕100年記念作品として公開された。この映画は大ヒット。何度も劇場へ足を運ぶファンが多かったんだよな。
わしも観に行ったぞい。ぬらりひょんと組んで鬼太郎と戦ったこともあるからのう。憎き敵の両親の秘密を知りたかったんじゃが……。不覚にも泣いてしまったわ。
『ゲゲゲの鬼太郎』ファンだけでなく、あんたのように、そこまで鬼太郎が好きでない人たちにも好評だったのはなぜか？登場人物の造形やストーリー展開ってのはもちろんあるだろうが、それだけでなさそうだ。
戦争によってあらわになった人間の醜い部分と、それに抗おうとした主人公たちの思いが、戦争を知らない世代にもしっかり伝わったんじゃと思うぞ。「地縁血縁が根強く残る田舎の旧家で血なまぐさい騒動が起こる」という話も、日本人好みなんじゃないかのう。
そんな雰囲気の残る田舎の小さな村を舞台に、村の掟に束縛された未亡人と、都会からやって来た男が出会い……。『夜●い村 ～逃れられない禁断の種付け儀式～ 加山なつこ』は、あんたが言うように、日本人好みのAV作品だと思うな。
夫を亡くして子供のいないなつこは、村の掟に従って子供を作らなければならないから、毎晩、村の男たちに抱かれているんだそうだ。山岡は「そんなバカな話が今どき……!?」と驚くが、なつこは「それが村の掟なんです。仕方ないことなんです」と掟を受けれている。
山岡は「この村から逃げた方がいい。こんな風習はあなたのためにいいことはない」と提案するが、なつこは「これは私の宿命なの。仕方のないことなのよ」と応じないんじゃ。なつこは、村の掟に従って生き、村の中で一生を終える覚悟なんじゃよ。
山岡は「自分の人生は自分で切り開いていくんだ」と必死だが、なつこはそれでも村に残る意志が固い。互いに惹かれ合う2人の間には溝があって、それがどうしても埋められない。よくある展開だが、グッとくるものがあるのは確かだ。
最近は田舎を捨てて都会に出て行く女が多い中で、なつこは本当にすばらしい女よのう。なつこのような女ばかりなら、どこの田舎でも、過疎化や少子化が起こらんじゃろうに……。最近の若いもんは、情けないったらありゃしない！
あんたみたいなのが「老害」っていわれるんだよ。自覚もないまま若者たちを苦しめ、挙句の果てに自分たちの首も絞めてる。気を付けた方がいいぜ、婆さん。
熟女の豊満な乳房を使ったパイズリで男根が勢いを増す
それにしても、なつこの義母は不気味な老婆だ。
こういうババアは、村の因習がテーマのホラー作品には欠かせない存在じゃよ。冒頭のシーンで「なつこさん、やっと喪が明けたのう。もう一郎に義理立てすることはなくなった」と言って、これから起こることを予感させる。山岡を眺めながら「邪魔な奴が来たわい」と言ったり、大幣を振りながら「はらめ～はらめ～」と祈祷したり……。とてもいい味を出してるババアじゃわ。
あんたと似たところのある婆さんだ。それが「いい味」なのかどうかは知らんが……。少なくとも自分の趣味ではない。
失礼なことを言う粗大ゴミだ。まあ、いいわ。そんなおまえさんでも、なつこにはムラムラしたんじゃないかの？
自分のお気に入りは、天狗の面をかぶった男がその長い鼻を使ってなつこをよがらせるシーンだ。鼻でパンツの上から割れ目を撫でたり、その鼻を割れ目に挿入して刺激したりするんだが、なつこはずっと吐息が荒い。前戯としては上手いと思うぜ。
天狗の鼻は最後の方でも印象的な演出をしているのう。なつこは、男たちに全身を愛撫されながら天狗の鼻を咥え、幸せそうな表情をしてたわ。その理由は……。まあ、ネタバレは野暮なんで、これ以上は言わないがの。
なつこの豊満な乳房とたるんだ腹は熟女の魅力だな。男が正常位で性交するときになつこの乳房を握ると、その乳房が手からあふれてプルプル揺れるのが印象的だ。そんな乳房を使ったパイズリは熟女好きにはたまらないだろう。
その通りじゃよ。おまえさんも熟女の虜になったんじゃないのか？どうじゃ、わしと一発やらんかね？
あんたとやるのは御免だね。自分はなつこが男たちに犯されているのを見ながらせんずりさせてもらうぜ。
